土木施工管理
Wakayama Y.
2006年入社(新卒)
土木本部 土木工事部 工事二課 所長
海洋学部 海洋土木工学科 卒業
幼少時代に建設系コンサルタントとして活躍していた父の姿に影響を受け、土木現場監督を志す。その思いを胸に大学ではコンクリート関連を学び、地元・静岡で高い知名度を持つ鈴与建設を志望した。休日は地元のJリーグチーム・清水エスパルスの観戦や周辺エリアのドライブを家族とともに楽しんでいる。
2006年
入社。建築事業部営業課に配属され
土地活用を提案する営業を担当。
2008年~
土木事業部 工事部に異動。
2010年
一級土木施工管理技士取得。
2011年
清水駅西土地区画市道辻一丁目電線共同溝整備
2017年
静岡市静清浄化センター建設工事
2021年
静清工業用水道事業 三保線(二)配水管布設替工事
入社後は土地活用を提案する営業を2年間勤め、入社3年目から当初希望していた土木事業部に異動しました。土木事業部の一員としては、最初の配属部署となった新入社員と同期となります。異動前は相談できる雰囲気なのか不安でしたが、歓迎していただいてスムーズに順応できました。
土木事業部では防波堤などの海岸の案件に比較的多く携わりながら、高速道路関連の案件も担当するなど、暮らしを支えるインフラ整備に携わっています。これまでに担当した印象的な仕事は、2011年の清水駅前の電線共同溝整備です。電線を地中に埋設する工事のため、近隣住宅や店舗のみなさまとの細やかな調整が求められましたが、その点、営業時代に磨いたコミュニケーションスキルが役に立ちました。
近年では、2021年の静清工業用水道事業における配水管工事も印象的です。古い配管を取り換えるこの工事では、施工前に想定していた状態と大きく異なっていたのですが、発注者と連携を取りながら元々の設計とは異なる方法を採用して工事を乗り切りました。2021年9月から約1年9ヶ月と長い時間を要しましたが、その分達成感は大きかったですね。
私が席を置くフロアには建築関連部署のスタッフが集まっています。先ほどお話しした排水管工事では、水道工事の豊富な経験を持つ上司に相談しました。スペシャリストの意見やアドバイスをいただける、そんな相談しやすい環境は頼もしいです。
鈴与建設では、ご家庭をお持ちの方も多く活躍中です。鈴与グループとの関わりが深い清水エスパルスの試合観戦や、いちご狩りなどの組合主催イベントは家族で参加可能です。また、働き方改革が進む建設業界において、当社の現場は土日休みがスタンダードになりつつあります。家族と一緒に過ごせる時間が増えていくのではないでしょうか。
今後の目標は、健康な体でいることです。現在は業務でパソコンを使う時間が増え、座る時間が多くなりました。昼休みの時間を有効に活用してスタッフたちとサッカーをすることもあります。良いチームワークを育むきっかけになっていれば一石二鳥です。健康は良い仕事の第一歩なので、今後もアクティブに体を動かしていきたいと思います。
案件の流れ
設計照査
発注内容の把握、設計図書の誤謬・脱漏、不明朗箇所の照査。
実行予算書の作成
設計書を元に、協力業者に発注する実行予算書を作成。
施工計画書の作成
現場状況に合わせた内容で、事前に施工計画書を作成。
現場管理
安全・品質・原価・工程が適正に施されているか確認。